あとがき






12章:あとがき 日本

「んんっ。そうか、日本か…」。ブータンから帰ってきてから2日くらいは、朝そんな感じだった。やはり日常の現実は戻ってきた。そして、今はまたその現実に埋もれた生活をしているサラリーマンである・・・。

ブータン、そこは秘境だと思われていたちょっとした観光地。そう知ったのはブータンに行ったから。そして、そこでは全く想像もしていなかったブータンを見ることも出来た。そんなギャップや非日常は行ってみないとわからない。ワタクシはこんな非日常をたくさん感じる事で自分自身が面白いヒトになればいいと思っている。だからこれからも色んな所に出かけて、色んなモノを感じてみようと思う、日常の"現実"から埋もれた体をえっちらおっちら這い出して…。

ところで、もう一度、ブータンに行きたいか?と聞かれたら・・・・。
この国は部分的にスピードの差はあれ、変化している。そしてその変化が良い方向かどうかはわからない。ただ、その変化によって、次訪れる時はまた違ったブータンを感じることができるのではないかと思う。その意味でも将来、もう一度ブータンを訪れ、違い、変化を感じてみたい気もする。今回は熱狂的なファンにはならなかった。

さて、次はどこに行こうかな?
旅するサラリーマンは頭の中で地図を広げながら日々仕事にいそしむのであった。





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