ヲサム旅日記

2日目 その1






サラタビ第5章:第2日目 その1。 タイ、バンコク〜ブータン、パロ

「やべっ、遅刻!!」
〜ガバッ、ポリポリ〜
「んーん、ここどこ???なんか違うなぁ」。

ここはバンコク。いまだ日常から離れられず、頭はまだ会社モード。

雨。いよいよブータンに。
朝7:50発、カルカッタ経由、ブータン;パロ行きの"DRUK AIR (RoyalBhutanAirlines)"に。チェック・イン、出国手続きを済ませ、ゲートに向かう。1番ゲート。んんっ、一番端!?。これってマイナー航空会社だけに端に追いやられているのだろうか?しかも、ゲートからはバスに揺られて数分。端のゲートで更に空港の端、しかも国内線のターミナルの更に奥・・・・やっぱり追いやられている・・・。まっ、いいんだけど。
おお 小さな飛行機
雨もすっかり晴れ、どんな飛行機だろうとワクワクしながら空港内を移動。なんとなく小さい飛行機が多く並んでいる。

あった、あれだ。ようやくお目見え。(予想どうりの小さな飛行機。席はだいたい100席くらい。でも、案外、離陸がうまかったりした。
国際線に乗るときの楽しみの一つに機内食がある。各航空会社によっても国の特徴等があり個々に違う。だから楽しい。DRUKU AIRはというと・・(→右の写真参照)ごった煮みたいだった。しかし、見た目と違い、味はそこそこよく、これもまた普通に食べる事ができた。・・・しかし、とても失礼な話だが、離陸にちょっと失敗したり、すげーぇ機内食まずかったりという変な期待をしてただけに少々残念・・・。
ドウックエアー機内食 Lunch at Druk Air
さて、飛行機内。いや、結構いるもんですね、日本人観光客。我々の他に20人ほど。やはり、「地球の歩き方」が出ているだけあって、いるもんだ。広いようで狭い、遠いようで近いのか、ブータンは。機内でそう思い始めた。
これがパロ空港か
PARO international airport
途中経由のカルカッタからウトウトしているとすぐ窓の外に木々が見えた、と思ったら急降下。どうも山の谷間に下りているようだった。いよいよブータンに到着だ。(着陸も成功。当たり前か・・・)飛行機の扉が開き、降りてみると・・。短い滑走路一本と、正面に趣のある建物、空港である。

不思議の国、ブータンへ。

周りを見渡すと山の中。いや、まさに山間の秘境、秘密基地、といった趣である。

パロ空港は山の中
空港に入ると、ゴ(民族衣装)を着た荒荒しい男性が一杯。どうも空港職員。出発前に代理店からビザの申請用紙だけは忘れないようにと言われていた。ブータンで入国前にビザをGetする。なので、彼らに色々聞かれたりと入国するのに大変そうだと覚悟した。いざ、その申請の列に並ぶと・・・。
名前を聞かれ、代理店から送られてきていたビザ申請の確認書を軽く目を通したら、青い紙切れ(を渡され、ハイ、それでOK。まるで、映画のチケットを切るかのごとくでありました。オイオイこんなんで良いのかと疑いたくなるよう。しかも、あれだけ忘れないようにと言われてたビザ申請用紙は特に提出するわけでもなく、結局最後までワタクシの鞄の中で眠っていた。不思議の国、ブータンである。

ビザ申請領収書 20ドル也
イミグレを通り、いざ、外へ。入り口にはガイドらしきブータン人が一杯。ワタクシが説明するまでもないが、一応。この国、一人旅はできない。必ず、ガイドとドライバーがもれなくついてくる。というのも、国の政策(国の文化が破壊される等との事)で1日200$(2人だと230$)という公定料金を支払わなければならなく、その中に朝昼晩の食事と宿泊代、そしてガイド、ドライバーの料金が含まれているという次第(この辺は資料やフジウラさんの編でも色々書いてあると思うので詳細は割愛)。
左がカルマ 右がミンジュ
with Karma and Maindu
このガイドやドライバーも楽しみの一つだった。どんな奴らがお供してくれるのだろうか、そんなガイドの輪から出てきたのは我々のガイドを務めてくれるKarma(以後、カルマ)。そしてドライバーのMaindu(以後,ミンジュ)であった。いよいよサラタビの始まりであった。




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