Chiang Mai
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チェンライから帰った眼で見てみれば
このホテルは高いばかりでサービスが悪い。

8時に起きて、時計塔の近くの中華系食堂に行く。朝からカレーと鶏の空揚で45B(135円)。 チェックアウトしようと荷造りしていたらルームメイクのおばちゃんに抱きかかえら れる。なんでみんな私のおなかを触るんだろうなあ。食事事情の悪い旅でずいぶんひっ こんだと思うのだけど。

おばちゃんは「発つのなら昨日あんたが持っていた水鉄砲をくれ」というのだが、そ のすこし前に水鉄砲はプールに投げ込んでしまった。こちらのつもりとしては「プー ルに来た人が遊んでくれればいい」と思ったわけだが、プールに掃除に来た男が見つ け、あたりを見回して持ち去ってしまった。そういうわけでおばちゃんにあげるわけ にはいかないのだった。すまん。

チェンマイまでのバスは快適。やはり下りが多いようで、カーブで少しふくらむ。チェ ンマイのバスセンターからメイピンホテルまではトゥクトゥクで60B(180円)。しっかりガー ドしたが、それでもかなり濡れた。

さて、帰ってきたメイピンは。(1)別の部屋(こんどは803号室)なのに、やはり窓 が壊れている。(2)バスタオルは電話しないと来ない。(3)日本まで荷物を送ろうと箱を 探しに行ったのだがビジネスセンターに箱がない。どころか昼の1時半なのに「今日 はもう閉まった」とぬかした。ちなみに火曜日である。(4)スタッフがぞんざい。もち ろん「sir」も「please」も言わない。

1000B(3000円)以上のホテルとしてはサービスが悪い。もっともこちらの姿もとても「サー 」と言いたくなるようなものではないので、これは求めるほうが無理なのだけど、ソ ンクラーンシーズンで値が高いので要求レベルも上がってしまうのである。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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