Chiang Rai
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チェンライは落ち着いた佳い町であった。
夕刻まで町なかを散歩する。

チェンライはチェンマイよりさらによい町だ。古くて、落ち着いていて、人々が柔 らかい。客引きもトゥクトゥクくらいのもので、町を静かに散歩することができる 。


薄暮の時計塔
ワンコムホテルから少し歩いたところに、真ん中に時計塔のある大きな交差点があ る。ここが町の中心地バンパプラカン通り。それを越えて北へ行くともっと庶民的 な町になる。


メンラーイ王の銅像
徒歩で行ける範囲で、いくつかの寺院を見る。街角にメンラーイ王の銅像が立って いる。ソンクラーンが近いので祭りの雛壇のようなものがいたるところにある。こ の町には遺跡のようなものはあまりない。かすかに壁の跡があるが、これは城壁だ ろうか。定かでない。

どんどん北へ行き、YMCAのある島まで行く。白いペンキを塗った建物から若者が二 人出てきてギターの練習を始めた。あまり上手くない。よっぽど「貸してごらん」 と言おうと思ったが、どうやら遊びではなくてレッスンのようだったので遠慮する。


コク川の夕景 その島を包むKOK RIVERは小さな川だった。もう夕刻で木々の向こうの夕陽がきれい だ。

サムロー(シクロと同じような自転車で引く人力車)をつかまえてホテルまで帰る。 ホテルの裏手は外人向きのバーが並んでいる。外国人観光客にとって、ほんとうに わかりやすい地形だ。

ホテルの近くにはマッサージ店も多い。1時間200B(600円)。ちゃんと教育を受け たまともなタイ式マッサージだった。とくに外人向けというわけでもないらしいが 、顔をしかめると「イタイ、イタイ?」というくらいだから日本人客も大勢来てい るのだろう。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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