Surabaya
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霧に閉ざされたバリクパパン。
その稼働率はまるで「釧路空港」。

ウジュンパンダン空港を昼2時半に経ったのだが、夜になってもスラバヤに着かない。またバリクパパン空港に停められてしまったのだ。理由は霧である。前回は4時間以上停められたが、今日ももう夕刻となり、霧のせいであたりは暗い。

いつまで待たせるのだ。


イライラする理由は2つあった。

まずスラバヤでの宿がまだ決まっていない。明るいうちに着くはずだったのでそれから探そうと思っていたのだが、このままでは知らない町で夜宿を探すことになってしまう。

もうひとつは例によってウジュンパンダンの旅行代理店がいい加減だったのだ。チケットを買うときにはっきり「ウジュンパンダンからスラバヤへの直行便はない。すべてバリクパパン経由だ。」というからこの便にした。
ところが待ち時間に空港で調べてみると、直行便があった。直行便ならこの空港で無駄に待たされることもなかった。

「知ってることと思ってることの区別がつかない」というインドネシア人の根拠なき自信には慣れているつもりだったがさすがにこう明白にやられると、いい加減にしろ!と思うのである。


アカシアの通り 結局飛んだのは夜になってからだった。
スラバヤ空港に着くともうインフォメーションには人がいない時刻。TAXIチケット売り場の女性に「中級で便利なホテル」をみつくろってもらう。

「それはELMI HOTELがいいわ」。

ホテルまでのタクシーチケットは12000rp(170円)。ずいぶん高い。乗ってみればそのはずで、タクシーは夜道を1時間も走った。
スラバヤ空港は街の中心部からずいぶん離れたところにあるらしい。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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