Surabaya
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昨日とは打って変わって、清潔/快適/英語が通じる。
これがジャワ島優先政策というものか。

クリックすると拡大されます スラバヤはジャワ島北東部に位置する。私にとってはインドネシアで3つめの島になる。サンダカンやタラカンのあるボルネオ島、ウジュンパンダンのあるスラウェシ島、そしていま上陸したジャワ島だ。

大都市である。インドネシア第2の都市という。なるほど空港からホテルまでの道でも、高速を走り、広い通りを抜け、町並を延々と過ぎて行く。さすがに広い市街地だ。交通量も多い。

ここからジャカルタまでは陸路。鉄道で行ける。高くて待たされる飛行機に悩まされた身としては、地上を行けるのは歓迎だ。


ELMIホテルに着いた。

オフィス街のちょっと裏町というところか。夜空に赤くELMIのネオンが目立つ。かなり大きなホテルである。ロビーでガムランの演奏をしている。
「かなり」どころではない。これは相当よいホテルではないか。

それにしてもたいした違いだ。昨日まで英語はまったく通じなかったのに、このホテルにはきれいな英語を話すスタッフがいる。
しかもAMEXが使える。

部屋はACBT(エアコンバスタブ)149,000rp。これに税サービス21%がついて、日本円にして2560円になる。まっとうな風呂は何日ぶりだろう。タラカン、ウジュンパンダンと水シャワーの部屋が続いていた。「都会に帰ってきた」と感じる。


とりあえずホテルのまわりを歩く。これは知らない町での習慣だ。クルマで移動したりする前にまず自分の足でホテルのあるブロックは歩いておく。

暗くて雨も降っているが、企業のネオンが薄くともっている。このあたりはビジネス街のようだ。銀行がいくつもある。東京三菱銀行もある。スーパーに入る。酒はビールしか置いてない。ドリアンの切り身を売っていた。ビールと牛乳などを買う。30,000rp(425円)。


テレビを見たらサッカーの日本vs中国をやっていた。日本からの中継。国立競技場は寒そうだ。0−2で中国の勝ち。中国語のアナウンスなので、日本が負けて大喜びだ。ちょっと変な感覚である。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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