8時半にWASHILANがやってきた。きのうと同じ三菱コルトだ。バティックを送るためにソロの郵便局に寄ってもらう。 すごく、すごく非効率的で、タライ回しにされたり、普通でいいというのにexpressになったりして、関税を払って発送処理するのにひどく時間を取られてしまった。郵送費に27万rp(3,834円)払う。 |
ジョグジャカルタまでのドライブは快適だった。並木の続く古い街道を走っていく。途中でアヒルの列に道をふさがれて車がみんな停められるなどということもあって、絵に描いたような田舎のドライブである。 すいすい走ってきたがジョグジャカルタの市街に入って渋滞する。待ち合わせのMelia Purosaniホテルに着いたら、WASHILANに1時間の延長料金を請求された。郵便局がもたもたしたせいだ。 |
一行のもうひとりのメンバーはガイドのドンさんである。 この人ドン・ハスマンさんは一見年配に見えるし小柄だが実に壮健な人。きびきびした動きで愛敬があって、気働き。およそ不可能ということがない。どんなものでも調達してくる人である。職業は「冒険家」ということだが、新聞や雑誌の記事も書いているインテリだ。そのときは会ったばかりなのでわからなかったが、バドゥイと話のできる希有な人なのであった。 |
Melia Purosaniは高そうなホテルなので、とりあえず自分の泊まるところを確保しなければならない。 そういうとドンさんは「私の部屋は二人部屋だから一緒に泊まろう」と言い出した。それは安くていいんだけど、なにしろこれまで一人旅だから、知らない人と急に同じ部屋というのがどうも気乗りしない。結局、彼が泊まっているPhoenixホテルで別にシングルを取ることにした。 |
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