ヲサム旅日記

3日目 その1






サラタビ第6章:第3日目 その1。ブータン、プナカ

今朝は何度も目がさめた。蚊にたっぷり刺される始末。昨晩、フジウラさんとも蚊がいるって話をしていたのだが・・・・。かゆっ・・。 7時半に起きてシャワーを浴びる。ガイドブックにはこのホテル、水回りがあまりよくないと書いてあったので、ちょっとビビリながらお湯を出したが幸運にもお湯が出た。ちなみに前日、フジウラさんがお風呂に入った時には途中で水になったらしい。

そう言えば、日本との時差3時間。今ごろ働いてんだろうなぁ。そんな事を思いながらの朝シャン。目が覚める。

朝食はトーストとスクランブルエッグ。卵がとてもおいしかった。今後の朝食が楽しみになった。

9時にチェックアウト。その際、水を買ったのでその精算。精算額は60Nu。が、しかし財布には50Nuしかない。おそるおそる50しかないと言ってみるとそれでイイと言う。なんでもあり!?言ってみるもんです。

さて、これから車に揺られていざ、プナカに。途中、まさしく西遊記の世界。仙人でも出てきそうな雰囲気。

昨日に引き続き
「ふぉぉー」
「すげぇー」
「さすがチベット」
ってな感じで山という山を車で登っていく。
西遊記のような寺

ドチュラはホント寒かった。

パロからプナカへ向かうには峠を越えなければ行けない。パロの標高は2300m。さらにその上を行くことになる。その峠の名はドチェラ。峠に向かうに連れて徐々に寒くなる。天気が良ければヒマラヤ山脈が見えるとカルマが言うのでちょっと期待していたが、峠についたときは曇。一面霧で真っ白であった。

ドチュラ 麓の検問
そういえば、ドチェラにつく前に検問を通過した。いったん車から降りて検問所にて記名しなければならず、外国人はパスポートの提示も必要らしい。が、しかし行ってみるとそこにいるはずの係官がいない。

ちょっと待つにも戻ってくる気配なし。しょうがないので、カルマはそこのあるノート(多分このノートに記名するのだろう。)に勝手に記名。

カルマに言わせるとお昼にでも行ってるんでしょう、と。まったくまたまた不思議な国ブータンである。

待っている間暇だったのでその辺にいた子供と記念撮影。イイ笑顔です。
検問近くで遊んでいた子供たち
スジャをいただく
ドチェラ(標高3156m/カルマより)。

今日のお昼はここにある峠のお茶屋さん。息が白く、さすがに寒かったのでストーブをつけてもらう。ホント寒かった。なかなか広く、土産物がおいてあり、奥にはレストラン。観光客がいかにもよりそうな場所で土産物も全て$建てだった・・・。

ここで、ブータン名物「バター茶(スジャ)」をいただく。

名前の通りバターのお茶。味もそのままバター。ワタクシはちょっと苦手な味。まっ、先入観というのもあるのだろうがお茶じゃない。フジウラさん曰く、スープだって思えば良いんじゃない?が、やっぱりダメ。でも勧めてくる。郷に入れば郷に・・・か。でも、お昼はモモやパクシャ・パーなど。おいしかった。ブータン料理は口にあう。

昼食後しばらくお茶屋の周りを散策するが、霧で真っ白だし、寒かったので早々にプナカに向かった。ちなみにブータンを代表する花にシャクナゲがある。国の花のようだが、ブータンでは"エトメト"と言われる。そのエトメトが峠に群生していた。春に花が咲くととてもキレイだそうな。見てみたいものです。

ホテルに着くとモメゴト発生!?

1時間ほど車の中で爆睡した後、ロペサという街に来ていた。今日はこの町に泊まるらしい。ホテルはYT-Hotelというホテル。まだ昼過ぎだったが、荷物もあり先にチェックインをするという。

ホテルに着き、さあ、荷物を下ろして、という時に何やら玄関先でガイドのカルマと女主人らしき女性が言い合っている。カルマは見た目と同じ、口調も大人しい。一方女主人らしき女性はワーワー言っている。傍目からみるとカルマが何か怒られてる感じ。横でミンジュは笑ってる。こりゃ,何かあったな。って思ってると一台の車が登場。中から出てきたのはいかにも恰幅のよさそうな男。どうやらここの主人らしい。軽く我々に挨拶を済ませた後、モメゴトノ輪に入る。こりゃ何かあるぞぉー。





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