Singapore
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暑い町だった。観光ボートで日中をしのぎ
夜は雷雨のなか中華料理を食す。

道を歩いていると暑くてたまらない。川辺を歩いていたらボートによるマラッカ水上案内があるというのでふらふらと乗り込む。客は20人ほど。日本人は私ひとりだった。しゃべらないから相手には国籍はわかるまい。


道端にあった祭壇
一時間ほどの案内が7RM(250円)。川から見るとマラッカの古風な風貌が見える。

小舟で出入りする貧しい家が川辺に残っていたが、いずれ再開発されるのだろう。マレーシアの経済発展の影響がこの古い町にも及んでいることが感じられる。

もう夕刻で「STADTHUYA(シティホール)」も閉まっているので散歩しながら帰る。漢字で書かれた「象棋クラブ」の看板を見つけたが、閉まっていた。もし空いていれば碁を打ちたいと申し出てみようと思ったのだが。


日が暮れたら強い雨が降り始めた。遠くまで飯を食いに行く気にもならないほどの驟雨なので、Puriホテルの近くの中華料理屋に行く。

ドラゴンビレッジ(龍郷)という店で、雨のせいもあって客は私一人。魚を中心に注文する。おすすめ料理だった「魚のバターフライ」はこころなし甘い味付け。思う存分食べて飲んで、44RM(1,570円)。

帰りにも強い雨が降って道路は川のようである。



c 1998 Keiichiro Fujiura


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