ヲサム旅日記

2日目 その1






サラタビUSA
4-1:

明け方に時差ぼけのせいか、目が覚めたがまた眠る。疲れか。朝7時半起床。今日はフジウラさんのたっての希望で教会に本物のゴスペルを聞きにいこうということになる。ジャズやブルースもあるが、本場のゴスペルというのもアメリカらしい。確かに興味がそそられる。残りの2人もフジウラさんについていくことに。
そうは言っても場所はよくわからない。ホテルのコンシェルジェが8時に来るというので、その時間にロビーに下りていったが、まだいない。待つのもなんなのでとりあえず、朝食を食べにいくことに。

朝のシカゴの街を歩き、レストランを探す。少し歩いた所にカフェをみつけ、そこに入る。9$ちょっとでパニーニ&サラダ+コーヒー。パンは美味しかった。
観光客風の西洋人もいれば、近所の人みたいな人もいる。この辺はビジネス街っぽいので、今日のような日曜日は客が少ないと思ったのだが、そうでもないようだ。最初は早かったせいか、客の入りが少なかったが、徐々に増えてきた。人気店か。
カフェ
平日だと、ビジネスマンが出勤途中にちょっと立ちより、コーヒーとパンをピックアップしていく。そんな光景が思い浮かぶ。ちょっとだけあこがれる姿かも。でも、西洋人顔と体型がないと似合わないか。すぐにその光景が消されてしまう。

高級ホテル
食後、その辺りをブラブラと散歩。そのカフェの周りにはヒルトンやシェラトン等の高級ホテルが建っている。これぞ、高級という感じがする。 こんな所に平気な顔をして泊まれる様になりたい気もする。勿論、お金の話ではなく、心構えというか気持ちの話である。今のボクだとこの高級さにビビッテしまうだろう。何事も大きくなりたいものである。

途中、街中をジョギングする人を見る。この辺もアメリカらしい気がする。ようやく、自分がアメリカにいる様な気になってくる。


ホテルに戻ると、コンシェルジェがいた。早速、フジウラさんが情報を仕入れに行く。あいにく我々のいるダウンタウンにはゴスペルをする教会はないらしく、車で行かないといけないらしい。住所を教えてもらい、タクシーでそこまで向かうことにする。
この朝の段階では、単にゴスペルを楽しもうという頭で気楽にいたのだが、今日の午後にはうってかわってものすごーく重い気分になるのである・・・・そんなことは予測だにできなかった、当たり前の話であるが・・・。

さっそくタクシーに乗りこみ、運転手に場所を伝える。しかし、運転手もよくわかっていない場所のようであったらしい。運転手の仲間に場所を聞きにいった。それがひょっとすると前兆だったのかもしれない・・・。





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