ヲサム旅日記

1日目 その3






サラタビUSA
3-2:

地下鉄の時から気になっていたのだが、地元の人達の格好が皆、厚着である。日本を発つ前は、こちらの気候は日本とさほど変わらないだろうと考えていた。
ホテルから街に出てみたところやはり寒い・・・・。いや、滅茶苦茶寒い。歩く人達をみてみるとマフラーをしている人さえいる。自分は、長袖シャツ1枚と薄手のジャンパー。これは参った。そういえば、緯度を考えても北の方。寒いはずである。よくよく思い出してみるとシカゴは寒いといった話を聞いた事があったりなかったり・・・・。

シカゴの街並みはどちらかといったら古きよき大都市といった感じだろうか。今日は土曜日という事もあり、あまり街に人はいない。
ダイスケ君が機内食を全然食べていないということから、少しお昼を食べようということになる。それらしい所を探すがよくわからないので目についたマクドナルドに入ることにする。まぁアメリカらしくて最初の食事としてはいいのでは。早速、店に入る。
シカゴの街並み
日本のマックとは異なり、店員はのんびり仕事をしている。ここでも、英語の聞き取りが難しい。ハンバーガーの注文なので何とかなったか、この先が思いやられる・・・厳しい。
後から、ガイドブックを読んでわかった事だが、ここシカゴはマクドナルドの発祥の地だそうである。そうはいっても特に味に変わりはないので、これといって感動はないが、発祥の地と聞くとちょっと嬉しくなる。何といっても自慢ができる。ただ、これだけの事。あとはやはり、ここマックでも飲み物のサイズが大きかった。そういえば、周りにいる店員、客もこころなしか大きい。アメリカである。

シアーズタワー
昼食を終えて、再び街へ。特に勉強もしていない我々は街で一番高いと有名なシアーズタワーへ向かった。高い所にまず向かう。おのぼりさんとはまさにこの事なのか?
街にはそんなに人はいなかったが、ここの入り口にはかなりの人がいた。観光スポットなのだろう。さしずめここは東京タワーといったところか。しかし、若干入場料が高い($10.45)のが気になる。まぁ、特に行く所も決めてないし、とりあえず入ってみる事に。
中では、Videoやパネルなどでシカゴの様子を紹介してくれた。そして展望階では東西南北のシカゴの街並みが眺める事ができた。
展望階から
展望階から
これは景色がよい。
しかし、このシアーズタワーをまわっている間中、頭がボーっとしていた。やはり時差ぼけ。飛行機の中であまり寝ていなかったせいか、ちょっとだるくなっている。
展望階から


古い街並み
街を歩いて探索をするが建物がどれも古くて格好いい。あえて、そういった街並みを残しているのだろう。

シカゴの中央駅はアンタッチャブル(新しい方1987年米、ケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロ主演)の撮影でも使われたところである。階段で、ケビン・コスナーが乳母車を守りながら、カポネの手下と銃撃戦をするというシーン。たまたま駅の中をうろうろしていたのだが、その時はなんとなく見覚えがあるなぁーという感じで通りすぎたが、後でガイドブックを読んでいて思い出した。
写真に取らなかったのが非常に残念。あの映画、結構好きなのに・・・。帰って、シカゴに関する映画を探してみよう、見覚えのある街並みがいっぱい出てくるだろう。
シカゴ中央駅
一旦、ホテルに戻る。晩御飯まで少しあるので少々休憩。1人で街を歩いてみようと思ったが、頭がボーっとするのですぐ寝てしまった。まったく体も弱くなったものである・・・・。



目が覚めると、テレビでは大リーグのプレイオフを中継している。ご当地シカゴカブスとエンゼルス。これは街も盛り上がっている事だろう。
テレビで観戦
HARRY CARAY'S
事実、今日、晩御飯を食べにいく予定をしていた有名なスポーツバー、HARRY CARAY'Sも満席で入れなかった。
ここは有名なアナウンサーのお店だそうで、店内には色んな野球選手の写真が飾ってあった。今日は無理だったので翌日、予約をしておく。ここはフジウラさんも行きたいと希望していた店でもあった。有名なお店にはいってみたいものである。
で、今晩行くお店はたまたまタクシーの中で気になっていたホテル傍のお店、RED FISHに行くことにした。何となくおいしそうな気がしたからである。ただそれだけ。相変わらず、計画性はあまりない。このお店、名前だけのこともあり、魚がおすすめのようで、ボクは店の名前のREDFISHを頼んだ。味は残念ながら普通であまり感激はなかった。まぁ大きいという点には驚かされたが・・・。

食事は旅での楽しみの一つ。食事をする場所をしっかり選ばないと楽しみを失う事になる。でもこれもまたアメリカなのだろうか。
RED FISH
シカゴの街を夜歩き
食事後、寒いシカゴの街を少し歩く事に。フジウラさんがニットキャップを買いたいというので、スポーツショップに入る。
その後、フジウラさんがとあるお店に気付く。

シカゴで、有名なブルースのライブハウスだそうである。店の名はBlueChicago。客はよく入っている様で、さすがは有名店なのだろう。ここでアメリカに入って初めての音楽、ブルースを聴く。ビール片手に音樂、酒と音の日々。少し心地よい時を過ごした。
BlueChicago
心地よい時を過ごした後、ホテルへ戻る。少し、音でもちなおしていたものの、体調は下降気味。ホテルに帰るとバタンキューで眠りに入る。その間、フジウラさんとダイスケ君は二人でダイスケ君の御目当てのクラブへ行った。
ここシカゴはハウスのうまれた街でもあるらしく、そのハウスの聴けるクラブへと夜な夜な出かけていった。ボクには全くそんな元気もなく、いつ彼らが出かけていったのかも気付かないくらい深い深い眠りについていた。

夜遊びをするには体力が要る。ここシカゴで体力を温存しとかないとこれからの旅はもたない。大人の判断が今後コウヲソウスコトニナル。





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